荒田珈琲というユニット

荒田珈琲というユニット

「荒田珈琲」は、店主の苗字が荒田ということでついた屋号です。また、お店そのものの名称であるとともにまた、漫才でいうコンビ名のごとく、店主とヨメ、二人で活動するユニット名でもあります。

どちらがボケで、どちらがツッコミなのかといえば、ヨメがボケ、店主がツッコミ…な性格の二人ではありますが、お店ではちゃんと仕事をしています。

珈琲とケーキ担当は店主。およそ20年間、都内の名店で腕を磨き、珈琲豆とケーキを焼いてきた寡黙な職人です。本人は謙遜して認めませんが、店主がネルドリップで淹れる珈琲は、なかなか格別な味わいです。加えて、目配り、気配り、ホスピタリティは筋金入り。所作の美しさがお見せできないカウンターの高さがうらめしいほど。

一方、フードと裏方担当はヨメ。フードコーディネーター・栄養士の端くれです。その昔、アメリカ滞在中に食べ続けていたベーグルにちょっとだけこだわりがあります。荒田珈琲結成前は、編集・ライター・WEB制作等に長年携わっていた何でも屋。食にうるさく園芸好き。

職人ゆえ他の道を選ばなかった店主と、

脇道ばかりをあちこち歩いてきたヨメ。

荒田珈琲は、そんな二人の道が合流して、同じ方向へ歩みだしたことで誕生しました。足りないところは補いあい、得意なところはそれぞれ全力で。ときどき思いもよらぬ相乗効果もあったりするから面白い。チェーン店とはひと味違ったアットホームなお店を手作りしています。

もしかしたらですが…この二人。なかなかどうして、最強のユニットかもしれませんね。